フレーバーテキストにつきまして

2018/10/01

名文路代表・谷崎央佳です。
台風到来の最中、なんとかブログを更新いたしました。

ソーシャルゲームにおけるシナリオライターの業務としまして、
ユーザーにキャラクターを紹介するための100文字前後のテキスト、
「フレーバーテキスト」の作成作業というものがあります。

ボリュームとしては全然なく、
一度もこの作業をしたことがないというライターさんにお話を振ったところ、
「自分なら問題なく対応できますよ」という
実に頼もしいお返事をいただいたので、お願いしてみました。

ですがその結果、何度リテイクを出しても
クライアント様に提出できるクオリティに達さず、
結局、僕が全部書き直すことになったという経験がありました。

「既出のキャラと要素が被っている点はないか?」
「キャラ説明の役目を果たしつつ、独立した読み物としても面白いか?」
「重複するような情報を削ぎ落とせているか?」
「文章の順番は現在が本当に最適か? 少しでも読みやすくできないか?」


100文字前後の制約の中、考えなくてはならないことはたくさんあります。

小説の世界では「短編を制するものは長編を制する」というそうです。

「フレーバーを制するものはゲームシナリオ全般を制する」
……とまではさすがに言えない気がしますが、(^_^;)
5キャラほどフレーバーテキストの作業してもらえば、
書き手の「総合力」が確実に、ある程度以上浮き彫りになります。

フレーバーテキストの作業とは、そういう性質のものだと思います。

短い文章で成り立つものだからこそ、
練りに練った、選びに選んだ言葉を使う必要がある。
僕は自分自身にそう言い聞かせております。

本日もお付き合いいただきまして
誠にありがとうございました。