シナリオライターさんあるある⑥

2018/11/26

名文路代表・谷崎央佳です。

さて、もう定着して久しくなりましたが
他コンテンツとのコラボ案件は
ソーシャルゲームでは珍しくも何ともなくなりました。

というより、過熱気味だったのは2016年ぐらいのことで
最近はだいぶ数が減ってきて落ち着いた、
というのが僕個人の所感です。

ソーシャルゲームにおけるコラボシナリオは
2つのコンテンツにおける知識・資料が必要という前提の時点で
シナリオライターさんの負担が倍増しています。

原稿には相手側の版元様の監修も入りますし、
アニメ案件など、大きいIPの場合は
その基準がとても厳しくなります。

(*_*)

で、ギャランティもズバリ倍額なのかといいますと
これもあくまで僕自身の体感というだけの話ですが、
通常の案件とそこまで差はありません。

しかも、コラボ先が大きいIPの場合、
シナリオライターさんの実績公開がNGとなるケースが多いです。


僕にしろ業界にいる多くのライターさんにしろ、
大きいIPとのコラボシナリオを書いたところで
それがSNSやホームページなどで公開できず
涙を飲む、というケースが往々にしてあります……。
(T-T)

ただ、そういったシナリオライターの苦しい事情について
ご理解いただける企業様が2016年ぐらいに比べれば
ずいぶん増えた感じがあり、
今では事前にきちんとお話しすれば
実績公開OKがいただけることも増えてきました。

そして、これは僕個人の経験を通しての所感ですが、
ゲーム案件のコラボが最近だいぶ減ってしまった一番の理由は
かけた工数・コストに対して
コラボ期間中の売上があまり伸びないことが
企業様の間で認知されてきた、というのが大きいと見ています。


まあ、コラボは言ってみればお祭りのようなものですし、
コラボ先が有名作・人気作だったりすれば
シナリオライターはそれだけでやる気が出るというものです。
「実績公開可否・ギャランティなど関係なくやる」という考え方も
アリだと思います。
どこにモチベーションを置くかは、
最終的にはその人次第ということですね。


本日もお付き合いいただきまして
誠にありがとうございました。